政府保障事業制度とは

政府保障事業制度とは

ひき逃げされたら?

交通事故によりけがをしたような場合、通常であればその被害者は加害者側が加入している自動車保険から損害賠償にあたる金額を受け取ることができますが、ひき逃げのようなケースでは、加害者を特定することができないため、補償を受けられる保険もないということになります。
このような場合、被害者は自動車損害賠償保障法に基づく「政府保障事業制度」による救済を受けることができます。この制度は損害保険会社が窓口となっていますので、これらの会社を通して政府に支払いを申請すれば、自賠責保険による支払い金額とほぼ同等の金額を得ることが可能です。ただし、他に救済のための制度がない場合の最低限の補償が前提となっていますので、例えば、健康保険や労災保険などの給付を受けた場合には、その金額を差し引いたものが支払われます。また、一時払いや仮渡金などの仕組みはないため、実際に政府からの支払いを受けるまでには数か月が必要となり、その期間中はすべて自己負担で立て替えることとなります。
こうしたデメリットを防ぐため、任意保険の自動車保険にあらかじめ「人身傷害保険」をセットしておくことも望まれます。人身傷害保険があれば、場合にかかわらず、実際に損害を受けた分だけ保険金として支払われますので、政府保障事業制度にたよらなくても十分な金額を受け取ることができます。
車03

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